新規アルツハイマー病治療物質 TNα
TNα (1-Linoleoyl-sn-glycero-3-phosphocholine) はMfsd2a (トランスポーター)を介して脳内に運ばれ、DCP-LAと同様の作用を持つ、西崎創薬研究所が新たに発見した生体内物質です。
TNαは下記のようなDCP-LAと同様の作用を示します。
・タウタンパク質のリン酸化を防ぎ、アルツハイマー病を予防・改善します。
・シナプス伝達を促進し、 認知機能障害(物忘れ症状)を改善します。
・神経細胞死(アポトーシス)を防ぐことにより、脳萎縮と脳機能低下を抑制します。